マスク着用

グーテンターク。

 

2CVの教授は今日も出勤。かなり綺麗にしています。

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バイエルンリーグもかれこれ2か月活動停止中で、自主練を続けていますが、サッカーのできない日々が続いています。監督のハリルはチームの仕事がなくてもサッカー番組への出演で大忙しのようです。選手たちはハリルから細かい自主トレ内容と体重維持を指示されていますが、一人でコンディションを維持するのはなかなか難しいものです。自粛中にできることといえば、市場での買い物ぐらいです。

 

↓マスク着用が義務化される前の市場。

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↑ちゃんと距離を取って並んでいます。

 

今更ですが先週からドイツではスーパー等でのマスク着用が義務化されました。規則は守るドイツ人、義務化された途端にしっかりマスク着用。公共交通機関もマスク着用。なかなか見られない光景。

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マスク着用の条件の下で今週から少しずつ規制解除が始まりました。油断しすぎのような気もしますが、もう何が正しいのか分かりません。ドイツはイタリアやスペインと違って医療体制が盤石なので、感染者数に対して死者数がかなり少なく、むしろこの状況においても病院のベットが余っている状態です。そのためイタリアから重症患者を受け入れていますが、国内では医療体制への過剰投資が批判されていた時期もありました。

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Jリーグはまだ再開のめどが立っていないようですが、ドイツでは今週末から無観客でのブンデスリーガ1部、2部の開催が決まっているので、少なくともテレビでまたサッカーの試合を見ることができるのは有難いです。ですが、3日前に2部リーグのディナモ・ドレスデンの選手ら3人から陽性反応が出たようなので、協会も大変そうです。ブンデスリーガはドイツにとって経済を支えている大きなビジネスの一部なので、どうにかして再開したい気持ちは理解できます。フランスのリーグアンは中止が決まりましたが、ドイツのコロナ対策と医療体制の充実が、ブンデスリーガ再開を後押ししていると考えると、EUにおけるドイツの経済大国ぶりがよく分かります。この先の状況がどうなるかは分かりませんが、今のところドイツは良い方向に向かっているような気がします。

 

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私が働いているホテルも営業ができずにもう一か月以上も閉まっているので、ホテルが潰れてしまわないか心配です。オーナー夫婦は私にとても優しくしてくれていたので。ホテルの給料の6割は補償してくれますが、クラブからの給料は4月からゼロです(もともとそんなには貰っていませんでしたが)。唯一、翻訳の仕事だけはもともと全てオンラインで依頼されていたので、変わらずに続けることができています。むしろ私が担当しているFCバイエルンの公式HPは、試合が開催されない代わりにトピックが増えているので、より忙しくなった感じがします。

 

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日本の皆様もどうかご健康に。