すぐ風邪ひくドイツ人
グーテンターク。
気温マイナス2度のアウクスブルク↓
歩道も凍ってツルツルなので、ジョギングもひと苦労でした。↓
↓おとといの早朝、乗っていたバスが雪でスリップして危うく大事故でした。積もった雪が邪魔で再発車できずに、全員その場で降ろされました。
インターン中の学生は、企業に提出する報告書の他に、大学にも別の報告書を提出しなければいけないのですが、これがかなり採点が厳しく、報告書として内容が十分でなければインターン自体も不合格になってしまいます。まさに”実践重視のドイツ”という感じです。。。「書類大国」のドイツの大学では、報告書や学術論文では文章のフォーマットや形式の他にも、略語やラテン文字などとにかく細かい決まりがたくさんあり、ドイツ語が母国語ではない私にとっては、かなりストレスの溜まる作業です。ですが、ドイツ語はヨーロッパの言語の中でも、学術表現に長けた言語です。例えばフランス語のように、詩や小説など感情的な表現が得意な言語とは反対に、学問についての記述がしやすいのがドイツ語です。なので、あまりドイツ語ばかり書いていると、何となく頭の固い人になってしまいそうな気がします。↓
この時期はとにかく風邪で会社を休む人が多く、「病気だから、、」と言ってしまえば周りも「じゃ仕方ないか」という風潮です。風邪で病院に行けばすぐに医者から「Krankschreibung(病欠証明書)」がもらえます。そしてこれがあればたいていの企業では有給で会社を休めます(なので、軽い風邪ならひいた者勝ちです)。ドイツ人の頭の中は、休暇>風邪>>>仕事、という具合でしょうか。しかし、彼らの効率の良い働き方にはいつも感心します。これについていつか詳しく書きたいと思っていますが、つまり彼らは、なるべく働かなくてよい方法をいつも考えていて、言い方を変えれば、早く家に帰るために効率よく働こうとしています。この考えが根底にあるので、体調が悪ければ仕事にならないのですぐに休みます。
ドイツの医者は風邪の場合すぐに薬を出したりせずに、必ず紅茶を勧めてきます。私がホームステイ中に風邪をひいた時も、大量のお茶のパックをもらいました。ドイツでは軽い風邪はお茶で治すのが普通です。↓
スーパーにはたくさんの種類のティーパックも売られていて、せき止め用や喉用のティーパックなどがあります。日本では紅茶を飲むことがなかったので、種類については全く知りませんでしたが、ドイツで紅茶を選ぶときは、香りや味ではなく効能で選んだほうがいいと言われたことがあります。
寒いのでティータイムしてきます。