心躍るアムステルダムの建築様式

グーテンターク。フッデダッハ。

 

憧れのアムステルダムへはアウグスブルクからICEで11時間ほどかかりました(ケルン乗り換え)。わざわざケルンを経由する電車を選びました。

 

私が住むアウグスブルクはロマンティック街道の終着都市でもあり、多くの宗教建築がありますが、その建物の多くはバロック様式です。整然と均衡のとれたルネッサンス建築とは対照的に、ごつごつして動きのあるのがバロック建築の特徴です。ですが、何よりも私が大好きなのがゴシック建築という様式で、精巧な彫刻と、高度な建築技術が特徴です。このゴシック建築の代表例がケルン大聖堂です。ケルン大聖堂には何度も来たことがありますが、いつ見てもその複雑な装飾とフライングバットレス(天井の重みによって壁が外側に倒壊するのを防ぐためのアーチ状の梁)の建築技術に感動するばかりです。というわけで、ケルン大聖堂を一目見てアムステルダムへ向かいました。

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↓フライングバットレスの梁

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13世紀ごろ、漁業だけの割と小さな集落だったアムステル川に、ダムを作って港にすることで繁栄し、「アムステル川のダム」に由来してアムステルダムという名前になったそうです。そのアムステルダムに念願叶いようやく来ることができました。

アムステルダム中央駅↓

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アムステルダム中央駅は、外観が東京駅に似ているので、東京駅がアムステルダム中央駅をモデルに建てられたという俗説がありますが、アムステルダム中央駅はネオゴシック様式で、東京駅はビクトリアン様式なので、全く別物だと私は勝手に思っています。。。(アムステルダムと東京は姉妹駅)

 

↓運河沿いに立ち並ぶ建物も素晴らしい。

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もともとオランダは干拓によって国土を発展させてきたため、建物を綺麗に並べることは得意だったそうです。地盤が緩いので建物が傾いている所もありますが、それがまた良い感じの雰囲気を出してます。建物同士がくっついているので、例えば隣の建物が改築をすると、家の傾き具合が変わったりするそうです。建築様式も様々で、街を歩いて家を眺めるだけで、十分にアムステルダムに来た価値はありました。

↓トラップヘーベル(階段破風)

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↓ハルスヘーベル(頸型破風)

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通りに面した間口の大きさによって税金が決まるので、横幅が狭いのは税金を安くするためです。その代わり奥行きはとても広く、建物の中は驚くほど広いです。喫茶店やレストランに入ると、玄関の狭さからは想像できないほど広い店内に驚きました。

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中央駅がある旧市街の外側に出ると、都市拡大計画地区が続いており、雰囲気ががらっと変わります。とてもユニークで斬新な建物が立ち並び、モダニズム一色という感じがしました。世界中から建築家が集まり、すべての建物がとても奇抜なアイデアで設計されています。デザインや建築が好きな人にとってはたまらない世界です。壮観というか、どれも思い切りの良さを感じます。かっこつけて言うと、レトロとモダンの調和です。しかしこれも、地震の少ないヨーロッパであるからこそ生まれる発想であり、日本の耐震強度を備えた設計とデザインの素晴らしさもまた改めて感じます。気候風土による建築文化の違いは面白いです。

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↓市内の地下鉄の清潔さも目立ちます。パリとは大違いです。

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  ↓近代的なメトロ構内

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オランダ語もドイツ語と同じスカンジナビア語源であるため、多少なりとも理解することはできますが、何よりもアムステルダムの英語話者の多さに驚きました。ベルリンも英語だけで生活できるほどの国際都市ですが、アムステルダムはそれ以上だと感じました。英語の上達に苦悩している私にとっては、アムステルダムは理想の街です。そういう面では、ドイツに比べるとオランダの人の方が、私のような観光客にとってはフレンドリーに感じるかもしれません。建築の魅力に加え、国際色の豊かな人々が集まるアムステルダムならではのエキゾチックさも相まって、また何度でも来たいと思わせてくれる街でした。少なくとも今回の三日間の滞在中に、多くのオランダ人の優しさとその大らかさに触れ、自分ももう少し人にやさしくしてあげよう、と何かの宗教に取り込まれたかのように心酔させられました。

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知れば知るほど興味深いアムステルダム。お金と時間があればあと何か月も滞在したいと思うほど、個性と活気が溢れる場所でした。

 

また12時間かけてドイツに戻りました。

ヒトラーが過ごした刑務所へ

グーテンターク。

 

新しいクラブでの練習が始まって一か月が経ちましたが、アキレス腱炎でここ2週間は休養しているところです。まずは怪我を治してベンチに入ることが目標です。昔から戦術理解の乏しい私にとっては、とても厳しい道のりであります。。

リーグ戦は先週開幕し、降格組相手に0-3で敗れました。

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アウグスブルクから電車で1時間のところにあるランツベルクという街に行ってきました。ここにはヒトラーが収監されたことで有名なランツベルク刑務所があります。

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↑ドイツ語では「Justizvollzugsanstalt Landsberg」といいます。

 

戦後は政治犯などが主に収監されていましたが、刑務作業の免除や面会の自由など、比較的快適な刑務所として有名でした。ミュンヘン一揆によって有罪となったヒトラーは5年の城塞禁固の刑を言い渡されましたが、のちに減刑され、彼がランツベルク刑務所のいたのは8か月間でした。この快適な禁固生活の中で、あの有名な「我が戦闘」を口述筆記しました。

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奇麗な街並みに似合わぬ壮観な外見で、とても雰囲気のある刑務所でした。歴史の長さを考えると、外周見学だけでは物足りませんでしたが、残念ながらこの日は入れませんでした。

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↓外を巡回中の刑務官二人に話しかけられたので、写真もほどほどに引き上げました。

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↓歴史を感じる塀f:id:hayato-abe-92:20190725213005j:plain

 

ランズベルクの中心地はとても活気があり、綺麗な広場にはカフェが並んでいます。日本の人たちにはあまり知られていませんが、川沿いに並ぶ古い建物は都心部では味わえないゆったりとした雰囲気です。

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↓日本のベスパファンにも超有名なSIPベスパショップもここランズベルクにあります。

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ぜひランツベルクへ。

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勤勉な日本とドイツ

 グーテンターク。


私がこの数年間で経験したドイツでの就労について(ちっぽけですが)、気付いたことがいくつかあります。多くの日本人は、「ドイツ人は残業しない」とか、 「働かないのに経済は好調」というような印象を持っています。私もドイツで暮らし始めるまでは、何となくそういうイメージでした。

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経験則から、ドイツ人は残業もするし、とてもまじめに働いています。あくまで私が今まで関わってきたドイツの人たちを、客観的に考察しているので、全てのドイツ人に当てはまるわけではもちろんありません(そもそも一概にその国の人々について表現することは難しいので)。

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学歴よりも実力と経験が重視されるので、結果を求める人は必死に働きます。残業が禁止されている企業も多いので、その日のうちに終わらない仕事はたいてい翌日に持ち越すことが 多いですが、中にはサービス残業をする人も結構います。ヨーロッパの労働者は日本人と比べて、一度の休暇で休む日数が多いため、バケーションばかりしているという印象はそのせいかもしれません。年間の有給休暇の日数は日本の企業と大差はありません。彼らが自分の休暇を決めるときは、ちゃんと同僚と話し合って決めています。多くの人は7、8月の短い夏に休暇を取りたいと思っていますが、そこも話し合って会社が空っぽにならないように相談して決めています。休暇に入る前に自分の仕事をしっかり終わらせようとしたり、周りの同僚に迷惑がかからないように配慮するところは、私たち日本人の感覚と似ています。

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ドイツ中のスーパーは日曜日が定休日なので、日本から観光でドイツに来る人たちが、買い物ができなくて困っている姿をよく見かけます。そういうところで無意識に「ドイツ人は働かない」という印象を持ってしまうのかもしれませんが、「不便でも休む」というのが欧州文化です。

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確かに日本での生活は便利で快適ですが、それを支えるために日本人はよく働きます。反対にドイツでは、ストレスフリーで働かなければ良い業績は出ないという考え方です。そのために休みが必要で、多少の不便は当たり前です。そもそも日曜にお店が閉まっていたり、電話がつながらなかったり、その程度のことなら彼らは不便とも思っていません。日本はコンビニやスーパーが24時間開いているのが普通ですが、ドイツで暮らしているとそんな日本の便利さが懐かしく思えます。

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良くも悪くも日本の便利さは世界的にも異常です。日本人の性格について特集していたドイツの報道番組では、「日本人の勤勉さが経済大国を支え、その精神は戦後の復興から受け継がれている」、と説明していました。

 

敗戦国のドイツもまた日本と同じように世界一の工業大国になり、その働く姿勢は日本人と似ています。唯一違うのは、ドイツ人は日本人よりも生活の利便性を求めていないという点だけです。

 

ドイツでの就労経験を通して、彼らの働く姿と生の声を聞き、これからも日本とドイツは技術分野で世界を引っ張っていくだろうと感じました。大げさですが。

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移籍

グーテンターク。

ここ一か月は慌ただしい日々が続きましたが、18/19シーズンのリーグが終了しました。チームは昇格を目指していましたが、終盤に調子を落とし8位でシーズンを終えました。紆余曲折あり、いくつかのクラブからオファーをいただき、3年間過ごしたこのクラブを離れ移籍することを決めました。今シーズンはこの6年間で初めて、怪我なく過ごせたシーズンでもありましたが、昇格できずにチームを離れることに少しだけ悔いは残ります。監督やチームメイトとオープンに話し合い、移籍を決めました。自分の予想とは裏腹に、監督とチームメイトはとても快く送り出してくれました。優しい人たち。。

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来週から、新しいチームでのトレーニングが始まります。

チーム名は「TSV Schwaben」、ドイツ5部のバイエルンリーグに所属しています。このクラブの選手の多くは、4部のレギオナルリーガ出身のプロ選手がほとんどで、FCアウクスブルクのユース育ちが集まっています。全員がセミプロ契約を結んでおり、選手たちはチームのトレーニングを優先して、サッカーに支障のない仕事を選びます。技術面でもフィジカル面でも、今よりもかなりレベルの高いリーグです。ホームスタジアムはアウクスブルクにあり、アウェーの試合は南バイエルン各地へチームの大型バスで3~4時間移動します。 

↓昨シーズン

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今の自分に何ができるか全く想像もできませんが、今しかできない新しい挑戦に、とてもわくわくしています。怖さもあります。がんばります。

 

 

 

 

寝たきりで2か月間過ごす

グーテンターク。

 

昨日の試合はアウェーで1-4で勝ちました。個人としては直近3試合で3アシストと悪くはありませんが、相変わらずゴールが遠いです。。。チームに新しく3人の選手が加わり、残りの7試合で何とか昇格を狙っているところです。リーグ5位になりました。

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理系学生にとても人気な就職先の一つが、DLR(Deutsches Zentrum für Luft- und Raumfahrt:ドイツ航空宇宙センターです。DLRはアメリカや日本とも機関間協定を結んでいて、ケルンに本社を置いています。アウクスブルクにもガスタービンの実験研究所があり、 バイエルン州もけっこう資金援助をしています。

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DLRが9月から予定している実験では、無重力が体に及ぼす影響についての研究で実験体となってくれる人を一般公募によって募集しています。この実験は、「Long-term Bed Rest Study 2019 」といい、頭が少し下がった状態で(水平より-6°)ベッドに横たわり60日間過ごし、実験後の数年間に体にどのような影響が出るかを調べ、無重力状態で人が健康に過ごすための様々なデータを採集します。

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実験中の60日間は一度も起き上がることはできず、喉を通りやすい食事だけを与えられ、トイレは全てオムツで済ませます。二か月間とにかく寝たきりで、実験中はネット通信も禁止されます。実験後の一年間で3回、体を検査するためにケルンの研究所に通うことも条件です。とても興味があったので、DLRに資料請求をしました。

応募条件は、

  1. 24歳から55歳までの男女
  2. 身長153-190 cm、BMI19-30 kg/m2
  3. 非喫煙者
  4. ドイツ語が堪能であること

の4つで、これを満たした応募者がケルンにある本社での面接によって選考され、男女それぞれ12人が最終的に実験に参加できます。そしてすべての行程を終えた人には謝礼として16,500ユーロ(約220万円)が賞与されます。

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9月からの実験は第2回目で、第1回目の実験は先月始まり、現在も続いています。かなり精神的につらい実験であるため、この実験を遂行できる人は多くはなさそうです。

 

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せっかく資格はあるので、応募してみようと思います。。。

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昨日のテロ予告について

グーテンターク。

 

リーグ後半戦が再開しました。今年最初の相手は昨季降格してきた首位との対戦でしたが、ホームで1-2で敗れました。内容で圧倒していただけに悔いの残るゲームでした。個人的には1アシストで調子はまぁまぁ。。まだまだリーグは続くので、昇格をあきらめずに頑張ろうと思います。チームは6位になりました。

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昨日、ドイツ内のいくつかの街の市役所に爆破予告のメールが届き、アウクスブルクの市庁舎周辺が封鎖されました。警察犬と爆弾処理のチームが捜索しましたが何も見つからなかったため、数時間後に封鎖は解除されましたが、予告メールを送った犯人は見つかっていないそうです。

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アウクスブルクの他にも、カイザースラウテルンケムニッツといった大きな街にも爆破予告のメールが送られていましたが、昨日のニュースでは信憑性はかなり薄いと言っていました。それでもあっという間に街の中心部が封鎖され、バスも路面電車も通行できなくなったため、通勤や通学で困っている人がたくさんいました。多くのドイツ人は昨日のような爆破予告をあまり信じておらず、二年前の不発弾が見つかったときに比べると平然としていました。私が近くを通りかかったときに、おばあちゃんが警察官に「ケーキを予約してるから通してくれ」と言っていました。しかも2ホール。ケーキの方が大事です。↓

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数年前に比べるとヨーロッパでの大きなテロは少なくなっていますが、おかげで市民の危機感はかなり低くなっていると警察は懸念しているそうです。アウクスブルクはドイツの中でも治安の良い街の一つに数えられていて、大きな事件が比較的少ない街です。それでも日本の治安の良さとは比になりませんが、何も起きない環境で危機感を持ちながら暮らすのは、意外と難しいのかもしれません。

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大学の授業も始まりました。

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半年間のインターンを終えて

グーテンターク。

 

半年間の企業インターンを無事に終え、3月から大学に戻ります。普段はなかなか経験することができない仕事をさせてもらい、とても充実した半年間でした。主に実験室での測定や物質調査を任されましたが、私にとっては慣れない事ばかりで、忙しく大変な毎日でした。ですが人とのコミュニケーションにおけるストレスは一切なく、とにかく学びの多い半年でした。学生が実際に企業の中で上司とコミュニケーションをとりながら働くというドイツの大学の方針は、あくまで”将来働くための大学教育”という意識の植え付けだそうです。

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 ↑大学校舎/アウクスブルク

 

ドイツ人の学生は、上司に対して敬語で話すことはなく、対等に話します。おおよそ欧州ではこれが普通みたいです。もちろん対等といっても上司から仕事を教わる身分なわけで、自分で勝手に何でも判断して良いなんてことはありませんが、媚びへつらいはあまりないようです。私はまさに日本人の典型で、相手が誰であれ年上の人に対しては敬語で話すことが当たり前だったため、最初は慣れるまで時間がかかりました。「お願いだから敬語はやめてくれ、話しづらいから。」と私を採用してくれたアンドレアスに言われました(アンドレアスは大して成績も良くない私をわざわざ選んでくれた優しい人です)。

 

とても興味深いことは、会社内での序列に学歴が関係していないことです。これはドイツ中の企業も同じことですが、日本との大きな違いは、ドイツには大学卒業に相当する他の資格がいくつかあるからです。

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アンドレアスの場合は、Ausbildungというドイツの職業訓練を終え、Geselleという国家資格を習得したそうです(そのさらに上にMeisterという職人資格試験があります)。例えば一つの企業で3年間のAusbildung をこなし、卒業試験に合格すれば、そのままその企業に就職できる可能性がかなり高くなります。とにかくドイツでは経験が物を言うので、アンドレアスのように、大学に行かずに部門マネージャーを務めている人もいます。以前の記事でも書きましたが、実務経験を積んだインターン終了生は、企業にとっても採用しやすいみたいです。

 

他にも、スポーツをしていることで優遇される職種もあります。例えば、ドイツで警察官を目指す場合、ある一定レベル以上でサッカー選手としてプレー経験のある人は、警察学校への入学が優遇されます。バイエルン州警察は、柔道やカヌー、水泳など様々なスポーツ分野で成績優秀な選手を募集しています(今後の記事で、ドイツの警察について書きたいと思います)。

 

多くのことを学ばせてくれたアンドレアスと会社の人達に感謝です。とても良い経験でした。

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